工場内設備の配置を見直し作業効率化生産性の向上を実現した
製造業(工業用機械部品製造)
金属切削加工を得意とする工業用機械部品製造業者。溶接から機械仕上げまでを一貫して対応できる強みを有する一方で、職人気質であり、進捗管理や原価管理に課題を抱えている。
ご依頼内容
- 工場内の動線を改善して作業効率を上げたい
- 進捗管理不足による製造リードタイムの間延びを解消したい
- 製品別の原価管理を行い、収益性を改善させたい
支援成果
- 5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)や作業の動線を踏まえた機械設備の配置見直しにより、生産性が向上した
- 進捗管理板を導入することで、進捗管理が見える化され、機会損失の抑制につながった
- 原価集計の仕組みづくり、見積り用ソフト導入により、詳細な原価管理が可能となった
専門家のアドバイス/中小企業診断士
最大10回まで支援できる機会があったので、作業工程のビデオ撮影を行い、実稼働率を測定したうえで改善ポイントのアドバイスを行うことができました。推定加工時間を把握できたことで、製造リードタイムを管理できるようになり、生産性向上を実現できました。
お客さまの声
以前は製造リードタイムが間延びすることにより、納期の目途を立てることができず、注文を断っていたケースがありました。工場内の動線改善や進捗管理の見える化で納期を遵守できるようになったため、機会損失を減らして、売上増加につなげることができました。